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江迎

お殿様が見た光景が今も残る

 本陣跡 山下家のもと蔵

平戸藩主専用の御旅舎として使用された本陣屋敷が、当時の風情のままに保存されています。茶室に入る角の蹲(つくばい)には、京都の庭師が造った水琴窟(すいきんくつ)があり、水を流すと琴を奏でた時に似た清らかな音を聞かせてくれます。歴史的資料が多数展示された書院造の座敷からは、庭園「築山」を眺めることができ、まるで江戸時代までタイムスリップしたかのよう。
また、本陣の隣にある酒蔵は永禄年間に建てられたもので、釘を一切使用せず二階まで1本の柱で支えられ、温度や湿度調整のために四方に窓が施された特殊な造りになっています。今でも現役で活躍し、その広さと雰囲気を利用してライブが行われることもあります。

長崎県佐世保市江迎町長坂209
0956-65-2209
8:15〜16:45(本陣屋敷見学は要予約。大人100円/中学生以下無料 *20人以上50円)
定休日 予約制
http://www10.ocn.ne.jp/~honjin/
江迎バスターミナルより徒歩5分

 





男滝と女滝に分かれた神秘の滝

 潜竜ヶ滝


静かな木立に囲まれてその姿を見せる潜竜ヶ滝は、その名のとおり竜神が潜んでいるかのような神秘的な雰囲気を漂わせています。文政12年に平戸藩主観中公が命名し、鳥居や石垣などを造らせ、周辺を聖域と定めたというのも不思議ではありません。現在も鳥居にかけられた観中公直筆の石額と2基の石灯篭が残っており、当時の人々が抱いた自然に対する畏敬の念を今に伝えるものとなっています。
滝の落差は20m、滝つぼの深さは6mあり、男滝と呼ばれるものと女滝と呼ばれるものに分かれています。春や夏には鮮やかな緑、秋には色とりどりの紅葉に包まれるこの滝は、安らぎと神秘的なパワーを与えてくれるようです。

MR潜竜ヶ滝駅より徒歩30分
お問い合わせ 江迎行政センター
0956-66-2111
  地図を見る




アスレチックやオートキャンプも

●白岳公園

江迎のシンボル、標高373mの白岳にあるこの公園には、可憐な四季折々の花々や小鳥のさえずりに包まれた爽やかな高原が広がっています。
敷地内には静かな白岳湖を中心に、ターザンロープなどがある冒険の広場や、菖蒲園、グランドゴルフなどができる多目的広場、展望の丘などがあり、手作りのカレーが自慢のカフェレストランも併設されています。また、オートキャンプやフリーテントが年間通して利用でき、4月末〜10月末までは常設のテントも設置されています。
きれいな空気と豊かな自然を満喫しながら、ハイキングをしたりピクニックをしたり、キャンプを楽しんだり…と、リフレッシュするには最高のスポットです。

長崎県佐世保市江迎町奥川内253-6
お問い合わせ(江迎町白岳公園センター)
0956-66-9334
10:00〜17:00
定休日 火曜
キャンプ利用料(1泊2日) フリーキャンプ(30区画)2,000円、オートキャンプ(10区画)3,000円、常設テント(12区画)4,000円 ※日帰りキャンプは半額 本山ICより車で45分

 





三角形に魅せられた奇人の墓

●三角の墓

明治時代、江迎町には頓痴奇屋と呼ばれた奇人がいました。彼の名は徳田真寿。慶応3年に生まれた彼は、全国にその奇行が知れ渡るほど変わった人だったようです。紋付の背広の下に袴をはき、シルクハットに大きな丸眼鏡、お腹に大きな懐中時計をつけ、天秤棒に袋いっぱいの一銭銅貨をぶらさげて、引出し付きの下駄で歩く…。
そんないでたちの彼は三角という形に哲学的な意味を感じ、家具や食器、実印にいたるまで三角形に作らせていました。そして自分の墓まで三角形にしてしまったのです。墓地の門柱には「真常一路枯木花咲」「如夢如屁テケレッツノパア喝」と刻まれ、彼のユーモアに溢れた人柄を表しています。

長崎県佐世保市江迎町長坂
MR 江迎鹿町駅より徒歩10分
お問い合わせ 江迎行政センター
0956-66-2111




日本一の灯籠タワーが輝く夏祭り

 千灯籠まつり

毎年8月23日・24日に開催されるこの祭りは、子供たちが木彫りの地蔵を神輿にのせ嘉例川まで運び、元気よく水をかける「水かけ地蔵まつり」で幕を開けます。この風習が始まった500年ほど前には、灯籠を各家の軒先に吊るしたり、お寺の参道に奉納したりしていました。その灯籠は年々数を増やし、より盛大になってきたため千灯龍といわれるようになったそうです。
今では、日本一の数と高さを誇る、3300個の灯籠が灯された25mの灯籠タワーがこの祭りのシンボル。夕刻になると町中が約1万個の優しい明かりの灯籠で溢れ、様々な出店がズラリと並び、多くの人々で賑わい始めます。そして夜空に大輪の花火が咲き、盛大なクライマックスを迎えます。

毎年8月23日・24日
お問い合わせ 千灯籠実行委員会
080-3341-1865
江迎バスセンター下車すぐ


江迎の春をカラフルに彩る

 繭玉まつり

繭玉とは、発泡スチロールの玉に布を差し込んで作った愛らしい玉のことです。季節の花々などがデザインされたこの繭玉は、福を呼ぶ縁起物とされ、大きさは様々。3月上旬〜4月中旬に開催される繭玉まつりの期間中は、旧平戸街道であった江迎の道沿いに、たくさんの小さな繭玉で飾られた柳の枝が並びます。
可憐で女性的な雰囲気は、ひな祭り期間にふさわしく、またカラフルな繭玉が風情ある江迎を春色に染めているかのようです。繭玉は各店舗内でも飾られ、様々なイベントも開催されています。どなたでも気軽に参加できる繭玉作り体験もあり、お土産として持ち帰ることができます。期間中、山下本陣の蔵開きも行われます。

3月上旬〜4月中旬
江迎地区商店街・山下本陣跡周辺
お問い合わせ えむかえ繭玉実行委員会事務局
0956-65-2551
江迎バスセンター下車すぐ


夏を楽しむ風物詩

●あさがおほおずき祭り

平成18年から毎年7月下旬に開催されるようになった、江迎の新しい夏の風物詩です。潜竜ヶ滝近くにある江迎文化会館で開催され、鮮やかに色づいたほおずきの鉢物や切物が並ぶ光景は、本格的な夏の到来を感じさせます。生ゴミ堆肥を利用した用土で幼稚園・小学生が栽培した色とりどりの朝顔も展示され、夏の太陽に輝く姿を見せてくれています。

7月下旬
江迎文化会館
お問い合わせ あさがお・ほおずき実行委員会
0956-66-9315(北松モータース)
江迎文化会館前バス停下車すぐ


イベント盛り沢山のクリスマス

●クリスマスファンタジア

毎年クリスマス近くになると、江迎文化会館は1万8千個の電球で彩られます。大きなクリスマスツリーの電飾をはじめ、クリスマスムード満点の絵柄が暗闇に浮かび上がり、ファンタジックな雰囲気に包まれます。そして12月23日(祝)には、地元商店街や各団体による「ふれあい市」が開催されます。
無料で焼肉が配布されたり、太鼓演奏、ミュージシャンによるライブ、サンタさんが登場してプレゼントをくれるなど、クリスマスを盛り上げるイベントが盛りだくさん。毎年、工夫を凝らした演出などもされ、多くの人々が幻想的なひと時を楽しんでいます。

12月23日(祝)
江迎文化会館
お問い合わせ 実行委員会
0956-66-9315(北松モータース)
江迎文化会館前バス停下車すぐ


ヘルシーでクセのない美味しい肉

 いのしし肉

江迎は豊かな自然が残っているため、山には多くのいのししが暮らしています。農作物を荒らすこともあるため、彼らは町のやっかいものでもありますが、丁寧に処理するとほとんど臭みもなく、低カロリー、高タンパク質で、鉄分も豊富。
また血液をサラサラにして若さを保つと言われている多価不飽和脂肪酸も牛肉の1.4倍と、食べるには優秀な肉なのです。寒い冬はぼたん鍋、熱い夏にはバーベキューと、年間を通して多彩な料理で活躍。江迎の「山下商店」では、地元で獲れたいのしし肉のみを厳選し、スライス肉やブロック肉、冷凍肉として販売され、地方発送もしています。

製造元 佐世保市江迎町北平17
いのしし肉加工販売所「ヘルシー・BOAR」
販売先・問合せ先 有限会社 山下商店 0956-65-2434


オーナーになって収穫もできる

●黒大豆

10〜12月に収穫時期を迎える黒大豆。黒大豆に含まれる色素成分・アントシアニンは、血液の流れを良くするとして注目されています。江迎では白岳の中腹付近で栽培され、黒大豆で作った味噌やお菓子なども直売所で販売。黒大豆は年間を通して購入することができます。
また、江迎では黒大豆のオーナー制度を導入。オーナーになると、10月の枝豆収穫祭と12月の黒大豆収穫祭に参加して収穫することが出来ますし、それ以外でもいつでも都合の良いときに収穫できます。特に、市場になかなか出回らない黒大豆の枝豆は、食べる手が止まらないほど美味しいそう。オーナーは毎年9月下旬に募集されます。

直売所・オーナー制度問合せ
山小屋
長崎県佐世保市江迎町?尾362-4
0956-66-3501
8:00〜16:00
定休日 水曜
西九州自動車道 相浦中里ICより車で約40分


豊富な地酒が揃う歴史ある酒造

● 潜龍酒造

300年以上の歴史を誇る伝統ある酒蔵で、繭玉まつり期間中に行われる蔵開きには、新酒の味わいを楽しみに、特に多くの人々が訪れます。販売所には全国新酒鑑評会にて金賞を受賞した「大吟醸 ふるさと讃歌」をはじめ、さだまさしさん直筆の文字がデザインされた「大吟醸 がんばらんば」、自然無添加の昔作りをした本格梅酒など、手間と愛情をかけられた地酒が豊富に揃っています。
中でも人気を呼んでいるのが、パッケージに坂本竜馬が印刷された「吟醸 亀山社中」。瓶のラベルは、亀山社中の制服でもあった白い袴をイメージしたものです。ほかにも販売所には、酒かすを利用した漬物や手作りの和雑貨などがあります。

長崎県佐世保市江迎町長坂209
0956-65-2209
8:15〜16:45
定休日 日曜
http://www10.ocn.ne.jp/~honjin/
江迎バスセンターより徒歩5分
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