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海風旅ブログ
米海軍佐世保基地辺りを歩いてみた

市民、市外の方を問わず佐世保市と言ってイメージするものは?と聞かれると、よくかえってくるもの一つに「軍港の街」があると思います。
そのイメージのなかでも「米海軍佐世保基地(=アメリカ)」ではないでしょうか。
ということで、今回のブログは「米海軍佐世保基地」について少しだけ紹介します。
まず、米海軍佐世保基地ってそもそも何? から簡単に説明します。
米海軍佐世保基地は、通常は在日米軍の指揮下にあり、米海軍の艦隊基地隊として部隊編成されており、作戦行動の際には米第7艦隊の指揮下に入り、燃料貯蔵、弾薬貯蔵、船舶修理及び乗組員の休養の4つの分野で、艦船に対する兵たん支援活動を行うことを任務としています。
自衛隊と同様に日本はもとより、アジアの平和を護るための大切な役割を担っていただいているんですね。
下記は、米軍基地へのメインゲートになります。日本らしい鳥居(ゴールド!)と錨が一緒に飾られている、佐世保市民には馴染の風景です。佐世保海軍施設(U.S.FLEET ACTIVITIES SASEBO JAPAN)と書いてある強そうなデザインの看板が目を引きますね!
実は、この米軍基地の正門の目の前が交差する4車線道路になっているのですが、対面には、海上自衛隊佐世保地方総監部があり、旧海軍時代の鎮守府の面影を残す門が残っていて、この2つのコントラストが佐世保らしい風景とも言えます。
米軍基地の周辺を歩くと、このような金網が設けられていて、その所々にいくつも英語と日本語で物々しく「WARNIG/警告」の看板が設置されています。ここは、アメリカ海軍制限区域であることをあらためて認識させられます。
今時の規制になりますが、ドローンは、基地内はもちろん、周囲300mも飛ばすことが禁じられています。
★米海軍佐世保基地一般開放(Sasebo Fleet Friendship Day)
佐世保では、年に1回程度、日本人を対象にした米海軍佐世保基地の一般開放(オープンベース)が行われます(同時多発テロ、コロナ禍において10年近く実施されていませんでした)。先ほどのメインゲートから中に入るのですが、18歳以上は、免許証やパスポート等顔写真付きの公的証明書の提示が必要になります。
今年は、4月5日(土)に行われましたので、その時に基地の中を撮った写真もご覧ください。
(基地内のマクドナルドにあったフリーペーパーや新聞)
坂の上から眺める佐世保港
佐世保には、あまり他の街にではみられない、暮らしの側にアメリカがあります。
これから、あたたかく爽やかな季節になります。佐世保にお越しの際は、佐世保の普段の風景を見ながらお散歩してはいかがでしょうか。
■Commander Fleet Activities Sasebo
https://cnrj.cnic.navy.mil/Installations/CFA-Sasebo/
■海上自衛隊 佐世保地方隊
https://www.mod.go.jp/msdf/sasebo/index.html
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