映画『いろは』佐世保のロケ地はここ!
自主性ゼロ。自己主張ナシ。お姉ちゃんが大嫌い。自分のことが大嫌い。姉の帰省をきっかけに動き出す姉妹の物語。
作品情報
タイトル『いろは』
川島鈴遙 森田想
遠藤健慎 山口森広 田川隼嗣 石本愛 長崎亭キヨちゃんぽん
田中明日実 石長由紀子 明石純美玲 吉田ひかる 小宮みどり 宮崎裕子 加々良宗澄 井上真緒 中⼭祐太 若杉康平
金子大地(声の出演)
遠藤久美子 鶴田真由
監督:横尾初喜 脚本:藤井香織 音楽:上田壮一
エグゼクティブプロデューサー:髙田大 枝折祐紀 川口福太郎 諏訪貴彦 外間広⼀ プロデューサー:加藤毅 福田済
撮影:松本康平 照明:前田香奈 美術:渕上聖 録⾳:木戸翔太 スタイリスト:芦原豪 ヘアメイク:成美 制作担当:長沼優可
編集:松山圭介 サウンドデザイン:安藤友章 音響効果:梅本佳夏 カラーグレーディング:上野芳弘 デザイン:おかもとゆりこ
製作:BLUE .MOUNTAIN 配給:BLUE .MOUNTAIN / LUDIQUE 助成:⽂化庁 ©2026 BLUE.MOUNTAIN
2026年|日本|カラー|アメリカンビスタ|5.1ch|94分
5月8日(金)長崎先行公開 <ローソン・ユナイテッドシネマ長崎/佐世保シネマボックス太陽>
5月22日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
STORY
長崎県・佐世保市。時田伊呂波(川島鈴遥)は実家の「時田茶舗」の手伝いをしながら、母・和葉と父・昭次の3人で暮らしている。
カレシもいなければ、友達も少ない。唯一の趣味は、人知れず続けているラジオ番組へのメッセージ投稿だけ。自分の投稿がラジオで読まれることだけが密かな楽しみだった。
ある日、5年ぶりに姉・時田花蓮(森田想)が実家に帰ってくる。花蓮は、社交的な性格で、家族や近所の人たちからもかわいがられる存在。伊呂波は、姉妹なのに自分とはまったく違う姉のことが、大の苦手だった。そんな花蓮が、伊呂波と2人きりになった時、衝撃的な告白をする。
「私、妊娠してんの。男に会いに行くけん、ついてきてよ。姉妹やろ…」。
「嫌だ。関係ないし」と一度は断る伊呂波だったが、秘密でラジオ投稿していたことを家族にばらすと脅され、仕方なく一緒についていくことに。
自由奔放で恋愛体質。いつも自信満々で人生を謳歌しているように見えた姉が、抱えていたのは「妊娠し、父親も誰かわからない」という現実。しかも自信過剰な御曹司・DV 気質の年上男性・借金を抱えた大学生と、心当たりのある男性が3人もいて、どの関係にも‟愛”とは呼びきれない曖昧さが残っていた。
花蓮は、なぜ傷つくとわかっている恋愛を繰り返してしまうのか。半ば強引に父親捜しに同行させられた伊呂波は、姉とともに長崎県内を巡りながら、花蓮の恋愛の裏側にある孤独と承認欲求を目の当たりにしていく。強く見えていた姉は、本当は誰よりも「愛されたい」と願い、外側のきらびやかさとは裏腹に、自分の価値を他人に委ね続けていたのだ。そして伊呂波自身もまた、恋愛をしないことで傷つくことから逃げていたことに気づく。
誰かに選ばれることよりも、まず自分を認めること。誰かに愛される前に、自分を受け入れること。ぶつかり合いながら本音をさらけ出した姉妹は、ようやく互いの弱さを知っていくー。
不透明な将来に不安を感じ、今の自分に納得のいかないまま実家暮らしを続ける「等身大のz世代ヒロイン」伊呂波を演じるのは、オダギリジョー初の長編映画監督作品『ある船頭の話』(2019)でヒロインに抜擢され、第34回高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞。今後の活躍が期待される若手実力派女優・川島鈴遥。物語を大きく動かす自由奔放な姉・花蓮役には、初主演作『アイスと雨音』(2018)で注目を集め、2024年公開の『辰巳』(小路紘史監督)で、第16回TAMA映画賞 最優秀新進女優賞を受賞するなど、若手実力派として高い評価を受ける森田想。その他、母・和葉役に鶴田真由、伊呂波と花蓮が道中訪れる民宿の女将役に遠藤久美子など、実力派俳優が脇を固め、姉妹のドラマに奥行きを与えています。
メガホンを取るのは、『おいしくて泣くとき』(2025)で繊細な人間ドラマを描き、注目を集める気鋭・横尾初喜監督。柔らかな映像美と、人物の感情に寄り添う繊細な演出に定評がある横尾監督が、故郷・長崎県の海や坂道、港町の空気感を背景に、等身大の青春を描きます。
本作は、2019年の『こはく』、2023年の『こん、こん。』に続き、横尾監督が長崎オールロケで完成させた作品です。横尾監督を筆頭に、長崎県出身者によって立ち上げられた「長崎 MOVIE PROJECT」の一環として制作されました。映画を通して「故郷である長崎を継続的に盛り上げること」を目的とする本プロジェクトは、映画制作における準備から撮影から公開までを、毎年の「お祭り」として県内の人々に周知するだけでなく、国内、海外に向けて長崎の魅力を発信しようとするもの。地域とともに映画を育てる取り組みとしても注目されています。
CAST&STAFF
川島鈴遥 (かわしまりりか) / 時田伊呂波 役
2002年生まれ、栃木県出身。
小学3年生の時に事務所からスカウトされ、2010年、ドラマ『特上カバチ!!』でデビュー。大河ドラマ「八重の桜」、Huluオリジナル連続ドラマ「フジコ」、フジテレビ「賢者の愛」、東海テレビ「ウツボカズラの夢」、映画『望郷』(17/菊地健雄監督)、『死刑にいたる病』(22/白石和彌監督)などに出演。2019年、オダギリジョーの初の長編映画監督作品『ある船頭の話』でヒロインに抜擢され、第34回高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞。映画『ぜんぶ、ボクのせい』(22/松本優作監督)のヒロイン詩織役、『遺書、公開。』(25/英勉監督)の大島百梨役など、話題作への出演で着実にキャリアを重ねる若手実力派。
Comment
主人公のいろはを演じました、川島鈴遥です。
皆様にお届けできること、とても嬉しいです。
“自分らしくあること”をいろはとして、そして演じる私自身も忘れずに、毎日、役と共に色んなものに向き合いながら撮影をし、完成に向かっていったように思います。
愛ある監督やスタッフさん、キャストの皆さん、そして長崎のロケーションの中での撮影は、とても濃密でご褒美のような時間でした。
あの時、あの瞬間の全てを込めた作品です。
「いろは」が沢山の方の目に触れ、力強く、そして優しく、皆さんの心に届きますように。
森田 想 (もりたこころ)/時田花蓮 役
2000年生まれ、東京都出身。
2013年に『鈴木先生』(河合勇人監督)で映画デビュー。『ソロモンの偽証』(15/成島 出監督)、「心が叫びたがってるんだ。」(監督:熊澤尚人)などに出演。2018年、松居大悟監督の『アイスと雨音』で初主演を務め、以降『朝が来る』(21/河瀨直美監督)、『THE LEGEND & BUTTERFLY』(23/大友啓史監督)など多くの映画に出演。『わたしの見ている世界が全て』(23/佐近圭太郎監督)では、マドリード国際映画祭外国映画部門の主演女優賞を受賞した。2024年公開の『辰巳』(小路紘史監督)のヒロイン役では、第16回TAMA映画賞 最優秀新進女優賞を受賞している。
Comment
いろはの姉、花蓮を演じました森田想です。内に籠りがちで見ていてもどがしい、いろは。彼女を姉として自由奔放に振り回すつもりが、一緒になって揺さぶられて悩んで成長していく。そんなちぐはぐな姉妹のお話を、鈴遥ちゃんと向き合うことで本当の人生の時間軸のように感じた不思議な日々でした。完成した作品を観て、側からは小さな粒に思えるような葛藤であっても、うまく言葉に出来ない大きな愛情が姉妹2人を繋いでいた気がします。温かく見守って下さる皆さんと劇場でお会い出来ますように。監督そしてキャスト・スタッフの皆さん、ご協力頂いた長崎の皆さんに感謝致します。お楽しみに!
横尾初喜(よこおはつき) 監督
1979年生まれ、長崎県佐世保市出身。
横浜国立大学在学中より竹内芸能企画にて映像制作を学ぶ。サザンオールスターズのMVや数々のドラマの監督を経て、映画『ゆらり』(17)で商業映画監督デビュー。柔らかな映像美と繊細で暖かな演出に定評がある。
オール長崎ロケ作品『こはく』(19)の撮影後、故郷・長崎県を盛り上げることを目的とする株式会社BULE. MOUNTAINの設立に携わる。妻は女優の遠藤久美子。
Filmography
『ゆらり』(17)- 出演 : 岡野真也、内山理名、鶴田真由
『こはく』(19)- 出演 : 井浦新、大橋彰(一部佐世保ロケあり)
『達人』(21) - 出演: 大橋彰、安倍萌生、井浦新
『大事なことほど小声でささやく』(22) - 出演:後藤剛範、深水元基、遠藤久美子
『こん、こん』(23)-出演:遠藤健慎、塩田みう
『おいしくて泣くとき』(25)-出演:長尾謙杜、當真あみ
Comment
地元長崎で、映画を撮り続けようと決めた2019年の「こはく」から、3作目になりました。
長崎のたくさんの方々と触れ合う中で生まれた映画「いろは」です。世界へ届きますように。
佐世保ロケのエピソード
映画『いろは』の撮影が行われたのは、2024年10月のこと。佐世保の街がYOSAKOIさせぼ祭りで熱くなる頃にロケ隊の皆さんがいらっしゃいました。佐世保のロケは、戸尾市場街や横尾監督の出身地である矢岳町、個人宅などで行われました。
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戸尾市場街・とんねる横丁
もっと見る大正時代から佐世保の台所として市民に親しまれてきた、戸尾市場街。戸尾市場は、近辺の東シナ海より水揚げされた海産物をはじめ、水産加工品、青果、日用雑貨、衣料などなどの店が軒を並べています。戸尾市場街の一角にある銘茶のお店「時田茶舗」で撮影が行われました。実家の設定で撮影された「時田茶舗」は、映画の中でもそのまま名前が使われています。「時田茶舗」さんでは、朝・晩の寒暖差が大きく、冷涼で霧深い佐世保市世知原の高品質なお茶『世知原銘茶』や、山間地の嬉野の良好な気候で育った『嬉野銘茶』など、多数のお茶を販売されています。
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矢岳町
横尾監督の出身地でもある矢岳町。2019年監督がメガホンをとった映画「こはく」のロケ地でもあります。
監督の「原点」とも言える場所が、映像の中に出てきていますので、是非劇中でもチェックしてみてくださいね。
佐世保ロケ地マップ
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