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ブログタイトル 「Hashi(はし)」で度胸試してみた!

「Hashi(はし)」で度胸試してみた!-1

「Hashi(はし)」と言って思い浮かぶもの…
日本人には欠かせない「箸」、佐世保にもたくさんある「橋」、はたまた「端」等々、いろいろありますね。そんな佐世保にある諸々の「Hashi(はし)」を、ネイルアートはアイデンティティそのもの、ワタクシ「ネイル」がお届けします。

最初の「Hashi(はし)」は、江迎地区にある「度胸だめしの橋」。
皆様ご存じですか? グーグルマップにも載っていて、全国的にも有名スポット(某テレビ番組でも放送されたとか)と言ってよいはずなのに、なぜか話題には上がらないミステリアスな匂い満載。

重篤な高所大好き症、絶叫マシンをこよなく愛し、吊り橋はわざと揺らしたい派、バンジージャンプのためだけに旅行に行く私。心に突き刺さるインパクトのある名前ではありませんか。ネット検索し、不安定感満載の石橋の写真を見て、

「絶対に行く~~~~♪」



佐世保市鹿町町平原地区。小佐々町との町境「ようこそ鹿町町へ」の看板を車で右に曲がると、程なくメルヘンな手作り感満載、「はしいわ山」の可愛らしい看板が。
地面に刺さる10センチ超のピンヒール及びニードルヒールがデフォルトのワタクシ。さすがにそれではイカンとフラットシューズに履き替え、ふんわりパンツスタイルで!


 

道脇の空き地に車を停め、徒歩で行ってみます。道は伐採してあり、石ころや木の切れ端でガタガタ。すぐ広い空間に出ましたが、さて「度胸だめしの橋」はどこ? ウロウロ迷った末、一旦行き過ぎて、戻ってきたところでふと見上げると…
 
 

「!!!」(めっちゃ遠くて高い)


…完全にナメてました。ごめんなさいはしいわ山様。

「そがんチョロか橋って思うとっときゃ? バカにすんなよ?(北松なまり)」とばかりに遠くたたずむその姿。 …そいやったらあがんメルヘンか看板、出さんでくれん? 
橋に至る斜面、写真だとひらーーったく見えるでしょうが、ワイルドなボルダリングばりの超・超急斜面。しかも、うっすらと見える道?は、もはや「けものみち」にすらなりきれない「けみち」。ちょっとだけ登ってはみたものの、ナメた靴にふんわりパンツでは無理と判断、出直すことに。
いや、想像以上だわ…(;´・ω・)…


 気を取り直して翌日。見よ、この滑落を想定した完全武装。ペラいストレッチデニムは放り出し、2●年ぶりに引っ張り出した懐かしのリーバイス511、リーボックの使い古したガッチリスニーカー、頭にはニット帽、軍手、厚めのダウンで乗り込むギリF2(えふつー)世代(*^^)v
 

※下山後で汚れています。

 実は私と同時に他県ナンバーのカップル(ロングスカートゆるふわ女子+高身長男子)が来ていたので、しばし待機。…早々に断念したと見え10分程度でご帰還。そうであろうよ他県カップル。男子はいけるかなとも思いましたが、ゆるふわ女子には厳しいですな(^_-)-☆


さて、いざ「けみち」登頂。完全武装の安心感もあり、実際に登ってみると思ったよりスムーズ。いい感じの間隔で木や岩があり、それを頼りに楽しく登頂。とはいえ常に気を付けていないと落ちそうなスリル感、時々吹く強めの風が、高所大好き症にはたまらん快感。
このわくわくドキドキ感、サイコーーーーーー!!!



いよいよ橋の真下へ。わくわく。


 


橋の周辺にはこんな看板たちが。


 



※笑っちゃうほどの急斜面に刺さってる。

長年この地に鎮座しているであろう看板達のくたびれ感が「絶対渡んなよ(# ゚Д゚)ゴルァ」とメンチ切られているような圧を感じます。「絶対渡りません…」とつぶやきつつ、橋の上へ。


 



この私でさえ渡るのをためらうほどの不安定感。左側は断崖、右側も深いクレバスになっていて、強めの風に煽られつつ、命の保証はないと断言できます。落ちたら絶対見つからない雰囲気… 事故が起きては大変です。自由に出入りできなくなってしまいます。
自己責任でも絶対に渡ってはいけません。
 



見よ! 眼下に広がるこの絶景。登った人にしか味わえないご褒美。めーーーっちゃ気持ちいい!
この日は雲多めの空でしたが、一瞬天使のはしごみたいな美しい光が見えました(フォトセンスが無くてこの程度の写真ですが)。




高さとスリル感を存分に堪能し、下山。ここで落ちてはイカンと緊張感を保ちつつ、一部すべり台方式で「けみち」をたどり、泥まみれで無事生還。次は緑鮮やかな夏に、おにぎりとお茶を持って再登頂したいと思います。
 

さて次に向かう「Hashi(はし)」は日本本土最西「端」の地。「神崎鼻(こうざきばな)公園」へ。
何度も来ている神崎鼻公園ですが、海風と広大な海原と、開放感あふれる風景に癒されます。道案内の看板はありますが、一見漁港の網の中へ突っ込む感覚(笑)がありますので、初めて訪れる際は道を間違わないようにしてくださいね。


 



ずっと気になっていた「神崎(こうざき)教会」にも行ってみました。この教会も日本本土最西「端」の教会といってもいいのではないでしょうか。


 



最後の「Hashi(はし)」は佐世保港入り口、端っこという意味で「高後崎(こうござき)」。個人的に大好きな場所で、何もなくとも気が向いたらふらっとくる場所です。
しっかりと石組みが残っていて、江戸時代や近代に思いを馳せつつ、針尾無線塔を眺めると、佐世保って軍港なんだなと改めて実感。車で行かれる際は、道が離合できないほど細いので十分に気を付けて行かれてくださいね。


 



このあたりは釣りスポットでもあり、遠くに釣り人の姿も見えます。以前、海女さんにも遭遇。軍港でありながら、自然と共存しています。
 2018年4月19日、九十九島湾は「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟認定されました。
厳しい条件をクリアして、認められたものなんです。世界に誇る九十九島! 誇らしいです。


というわけで「Hashiの旅」、なかなか充実したものになりました。何かしらのテーマ縛りで巡るのも面白いですね。また違うテーマで試したいと思います。



海風旅ブログ編集部 ネイル
 

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