佐世保の桜　～郊外まで足をのばしてみませんか～

最近、日々暖かくなってきて春を感じる今日この頃。
春と言えば、必ず一度は “桜”を見たくなりますよね。
桜の開花状況と天気を日々見比べているKです。

今回は、佐世保の中でも、郊外にある桜の名所をご紹介したいと思います。
写真は2年前に撮ったものなので、今年の桜の状況と是非見比べてみてくださいね。
（桜のシーズンが終わっていたら来年、是非チャレンジしてみてください）

まずは南部方面からご紹介。

一つめは、西海橋。
佐世保市と西彼半島をつなぐ橋としてかけられたアーチ式の橋です。急流と渦潮も有名な場所ですが、桜の時期はさらに魅力アップ。赤い西海橋と水色の第2西海橋の2本の橋。どちらも歩いて渡れますが、第2西海橋がおススメ！橋の中心には丸窓が足元に開いていて渦潮も覗けます。高所恐怖症の方はお気をつけて！


 

次は、針尾無線塔。
西海橋からも見える三本の塔。西海橋付近を通ったことがある方は、車の中から気になったことがある方もいますよね。この塔は太平洋戦争の勃発の口火を切った真珠湾攻撃の暗号文「ニイタカヤマノボレ1208」をここでも中継したと伝えられている歴史的な建造物。なんと今年は建設100年！歴史的年に是非訪れてみてはどうですか♪


 

もう一つ南部方面でご紹介。
浦頭引揚記念平和公園。第二次世界大戦後、軍関係者、民間人ともに約140万人が外地から上陸した場所です。


 

今日の雲行きの怪しい世界情勢をよくニュースで聞きますが、このような場所で心穏やかに桜を見ながら、平和を祈るのも良いのではないでしょうか。

次は中心部。

佐世保らしいスポットをご紹介。
一つ目は、東山海軍墓地。
戦死・殉職した大日本帝国海軍の海軍将兵達を祭る場所で、“歴史に想いを馳せる”そんな人は色々な想いをめぐらせる事ができる場所だと思います。海軍を象徴する桜が多数植えられていますよ。


 

次は干尽公園。
佐世保駅から車で約5分。佐世保港が望める公園です。桜と佐世保港。雰囲気がとても良いですね！


 

最後は、展海峰。
春は菜の花が有名な、九十九島を眺めることができる展望台ですが、実は桜も見る事ができます。展望台にのぼる途中、東屋の横にある、しだれ桜。雰囲気もあって素敵です。折角なので展望台まで登って九十九島の絶景を眺めていってくださいね。


 

・・・展海峰まで来たらもう一つ、おまけ！
車で5分程移動したところにある、花の森公園。

桜だけでなく、四季の花々や木が、たくさん植えられている公園で、春にはお弁当を持った方々がのんびりピクニックを楽しんでいる姿をよく見かけます。道路沿いにもたくさんの桜が見る事ができますしドライブコースにもおススメ。桜の木の下で桜吹雪を感じてみてはいかがでしょうか♪


 

最後は北部方面。

まずは、大悲観公園。
平戸のお殿様が、夢でのお告げをもとに、高さ20mの巨岩に登頂に挑戦しようとしましたがあまりに危険なため、家臣らに説得されて断念し、代わりに「大悲観」の大文字を書いて、それを拡大して刻ませた文字が残っている岩がある公園です。チャレンジ旺盛なお殿様だったんですね。私が行った時は外国人の方がシートを引いてお花見していました。

 

最後は、牧の岳公園。
天然の石橋で有名な御橋観音がある公園で、お散歩、ハイキング、森林浴など様々な楽しみ方ができる公園です。ローラー滑り台等の遊具もあるのでファミリーにもおススメです。

 

たくさんご紹介してきましたが、行ってみたいスポットはありましたか？
開花状況によって景色が変わるので、桜も楽しみつつ、スポットも楽しんで、自分のお気に入りを探してくださいね♪



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