女子旅で行くおぢかの特別な休日

古民家ステイとは、島の歴史が詰まった古民家をリノベーションし、まるごと一棟貸し切りにできる贅沢な宿泊滞在型施設です。
小値賀には全部で6棟の古民家ステイが点在しており、それぞれが異なるストーリーと魅力を持っています。
一度泊まると、6棟すべてを巡ってみたくなってしまう。そんな島時間を過ごすことができます。今回は6棟の中から「先小路」をご紹介します。
 

ターミナルから歩いてほどなくして、スーパーや民家が立ち並ぶ港町の路地を進んだ先に佇む先小路。漁師が暮らした家で、格子の窓に格子戸が印象的な宿です。宿内に入ると、どこか懐かしく温かみがありつつ洗練された雰囲気が広がっています。快適に過ごせるようリノベーションされているので、歴史在る造りの中に存在する新しさが、素敵なギャップになっています。

民家の中にあることで、小値賀の人々の暮らしを近く感じることができて、自身も島民になれたような気分が味わえます。
朝や夕暮れ時にお散歩に出かけると気持ちのいい空気に包まれながら、より島時間を堪能できます。

古民家ステイに宿泊した方限定で体験申し込み可能な、古民家で島ごはん体験。
島の「おかあさん」が古民家に訪れ、一緒に島ごはんを作ってくれます。
その日来てくれるおかあさんによって、得意料理や、その日の朝に収穫できたもので料理の内容が決まったりと、そんなところもおかあさんならでは。食材もすべて準備してきてくれるので心配いりません。

郷土料理や食材、小値賀のことについてお話しながらワイワイ楽しく作っていきます。おかあさんのお手伝いをしてる気分になってついつい「おかあさん」と呼んじゃうことも。

 

この日は押し寿司をメインにたくさんの料理を一緒に準備しました。
その他にも、小値賀の郷土料理「のっぺ汁※」、「落花生豆腐」や「かんころ餅」など盛りだくさんで、一度の体験でたくさんの感動と特別な思い出ができること間違いなしです。島のおかあさんの真心こもった手料理を、作るところから味わうところまで、ぜひ体験してみてください。
※季節の野菜（主に根菜）や魚、肉などを煮込んだ、濃厚で少し甘く具沢山なスープ。とろみがあるのが特徴で、使用する具材や味付けなどは家庭よって様々です。

期間限定の東京芸術大学とのコラボで作品が展示されていたり、ある障子の一部だけ絵が施されていたりと、まるでアートな空間に思わず見入ってしまいます。
休憩スペースもあるので、休日に特別なお湯を堪能して、古民家の雰囲気を味わいながらまったりと過ごす特別な時間にするのも素敵ですよ。

 

路地を進んで、石畳が印象的な歴史民俗資料館前の坂を下ると見えてくる「KONNE Lunch&Cafe」
キッチンカーで営業されていたところを、２年前に築100年の古民家をリノベーションし、店舗を持たれたそう。約100年間、島を見守ってきた古民家の暖かさに加えて、店内に入ると、窓から差し込む光と、お店の方々の笑顔が温かく迎えてくれます。
ボリュームたっぷりのお料理にはお米から野菜まで地元の食材が使われており、チキン南蛮や、パスタなど大満足メニューが並び、通ってしまいたくなる美味しさです。

 

ちなみにお店のマークは、小値賀の景色を5色で表しており、桔梗の花がモチーフになっているそうですよ！
ランチ時間はKONNEにこんね♪

 

小値賀の方言「みじょたんたん＝とってもかわいい」が店名の由来になっている、「カフェ＆お菓子の店 tantan」。店内はスイーツから小物までみじょたんたんで溢れています。ショーケースに並ぶスイーツはどれも美味しそうで、すごく迷ってしまいますよ。食後のデザートはここで決まり！

 

店内で販売されている焼き菓子は、お土産にもおすすめです。
旬の果物を使ったスイーツを食べながら、おしゃれだけれど落ち着く空間で、ガールズトークに花が咲き、ついつい長居してしまいそうです。