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海風旅ブログ

九十九島と瀬渡し-1

写真中央が学生時代の江上さん



19歳で海技士免許を取得し、61歳になる現在も瀬渡し船に乗ったり、小型の漁船で主人と一緒に沖に出たりしています。ことしの4月にはヒジキ採りにも行きました。主人と代わる代わる病気やけがをしたため、ヒジキ漁は数年ぶりのことでした。海へ行って働ける喜びは何ものにも代え難いものです。
主人と結婚したのは36歳の時でした。主人はもともと、石採取船のクレーン技師でしたが、小さいころから魚釣りが好きで、やがてお店のお客さんになりました。その後、子どもたちの勧めもあって結婚しました。この出会いも九十九島で釣りをしていなければ、ありませんでした。
船に乗っていると渡り鳥の集団を見ることがありますが、とても壮大で見るたびに感動します。一度に5つもの集団を見たことがありましたが、言葉にできないぐらい素晴らしい眺めでした。
 

また、冬に店番をしながら、目の前の海で鴨が泳いだり、川鵜が潜って魚を捕ったりするのを見るのも楽しみの一つです。しかし、最近は海の様子が変わってきたと感じています。年に2度、九十九島の清掃活動をしているのですが、漂着ごみは毎年増えるばかりで、いつになったらなくなるのだろうと不安になります。
また、例年だとお盆前から海岸線にびっしりと現われるはずのイラやタコクラゲがことしはほとんど現われませんでした。こんなことは初めてで、とても心配しています。
私は九十九島で生活しているからこそおいしいものを一年中食べられるし、うれしい時、海を走れば喜びが倍増します。悲しい時は、海の真ん中で泣きながら大声で歌を歌って、悲しいことを海に捨ててきたことも…。何度も九十九島に助けられてきました。こんな良いところで生活できているのだから、九十九島をこれからも大切に大事にしていきたいと思っています。

(文:沼本商店 江上 悦子さん)
 

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