ハウステンボスからたった一駅10分!
ローカルな穴場【早岐エリア】でナイトフィーバー☆
ハウステンボスから一駅、約10分という好アクセスの【早岐エリア】。かつては平戸往還の宿場町として賑わい、「早岐瀬戸」と鉄道を軸に発展してきた歴史あるまちです。450有余年の歴史を誇る「早岐茶市」をはじめ、今もなお時代の面影が随所に残っています。そんな隠れた魅力が詰まった早岐エリアを、佐世保のグルメインフルエンサー「情熱ゴリグルメ」のお二人がナビゲート。市街地や観光地とはひと味違う、アットホームな夜を体験してきました。
二代目が切り拓く「熟成寿司」の世界へ
お寿司といえば、新鮮なネタに白いシャリ──そんな常識を覆す「熟成寿司」を知っていますか?仕入れた魚介を“一番おいしくなるタイミングまで寝かせる”ことで、旨みを最大限に引き出す寿司です。
その味がミシュランにも認められたと聞き、訪れたのはJR早岐駅東口から徒歩5分、創業53年を誇る老舗『すし処 元禄』。
カウンターに立つのは二代目大将・福田修さん。「のれんを守るには変化が必要」と語り、独自の研究を重ねた熟成寿司を提供しています。今回いただいたのは「おすすめ10貫(4,800円)」。トロやタイ、コハダ、しまあじなど、ネタはどれも宝石のような美しさ!熟成によって旨みと食感のバランスが極められ、シャリには熟成酒粕から作る赤酢を使用。温度や後味まで計算し尽くされた一貫は、カウンターで出された瞬間に味わうのがベストです。
ゴリさんが特に感動していたのは「さわら」。なんと40日間も寝かせ、さらに藁でいぶした逸品。「口の中でほどける最高の旨さ。熟成されてる一日一日の回想シーンが見えた……!」とうっとり。相方のとろでっぱさんから「飲みすぎないでよ(笑)!」と制されつつ、寿司を引き立てる日本酒とともに堪能しました。
茶碗蒸し(700円)やあおさの赤だし(400円)も、繊細な技が光ります。
実は、カウンターに生けられた花も福田さんの手によるもの。時代に応じた自由な発想と美意識が、寿司一貫一貫に息づいています。
▶すし処 元禄
住所:長崎県佐世保市権常寺町1359-1
電話番号:0956-38-2307
営業時間:12:00~14:30/17:00~22:00
店休日:水曜日
Pあり
※予約推奨
40年変わらぬ人情を添えて。洗練された空間で海山の幸を堪能
早岐駅西口から徒歩2分。マンションの一角に佇む『炭火焼専門店 や鳥樹 ~YADORIGI~』は、2024年にリニューアルオープンした焼き鳥店です。前身の『やきとり へのかっぱ』の頃から地元に愛され続けて40年。早岐の街並みを望む隠れ家のような立地で、お店までの道のりさえも楽しみのひとつ♪ ルンルンとした足取りで到着です。
カウンターに座れば、備長炭で焼き上げる心地よい音と香り、ライブ感が目の前に!創業から継ぎ足しの秘伝タレを使った一本一本を、じっくり味わいましょう。
店名の“や鳥樹”には“人が集い、語らい、くつろげる場所でありたい”という想いが。店舗拡大に合わせて、メニューも海山の幸からご飯ものまで幅広く揃えました。常連さんも大満足な串盛り合わせをはじめ、「地鶏タタキ(980円)」や、一日10食限定の「さじめし(980円)」も人気です。その日のおすすめ具材をレンゲにのせた贅沢な一口ご飯は、写真に収めたくなるほど彩り豊か!
「昔ながらの親しみやすさはそのままに、時代に寄り添う店であり続けたい」と、店長の田崎さんは話します。
洗練された空間なのに居心地がいいのは、きっと田崎さんファミリーの醸し出すアットホームさから。ゴリグルメのお二人も会話が弾みます。さまざまなシーンで活躍してくれる、羽の休まるお店です。
▶炭火焼専門店 や鳥樹 ~YADORIGI~
住所:長崎県佐世保市早岐1丁目2-22
電話番号:0956-38-4856
営業時間:18:00~23:00
店休日:日曜日
Pなし
ワインでつながる“大人の遊び場”
早岐の夜店エリアに、隠れ家的ワインバーがあるらしい──その噂を聞きつけやってきたのは『wine madu』。居酒屋『灯点人II(トンテント)』を間借りして営業しています。明るくてアートな雰囲気のトンテント奥の扉を開けると一変、そこに広がるのは照明をおさえたバー空間が。
「ワインに使いたいから、コストをなるべく抑えたくて」と、店主のまどかさん。元倉庫をみずからDIYし、カウンターやテーブルなど身近なもので手作りしています。アンティーク好きのこだわりがインテリアやカトラリーに滲み出ていてオシャレです。
ワインはフランス・イタリア産を中心に世界各国を取り揃え。グラス一杯700円~1,000円程度、40ml400円で飲み比べもできます。チャージ料500円(チーズ付き)。※お支払いは現金のみ。
初心者の方はお気軽に好みを伝えてみてくださいね。
今回は「トンテントのおでん(1本150円~)」と、ジャパニーズワインをペアリング。ほどよい旨味が相性抜群なんだそう!おつまみを持ち込んだり、また、maduのワイングラスを片手に行き来することも可能。賑やかさと静かさの交互浴を味わうのも楽しいかも。
「都会にあったらきっとお客さんでパンパンだよ。こんな素敵なお店が早岐にあるなんて!」とゴリさんも驚きながら、棚にあったレコードや音響に釘付け。パフォーマーの血が騒いでいるようす。
maduでは、ゲストを招いたワイン会や講座、音楽のイベントも定期的に行っており、“ワインを通じた大人の遊び場”を目指しているのだそう。初心者もワイン好きも繋がる居心地のよさを、ぜひ一度体験してみて!
▶wine madu
住所:長崎県佐世保市早岐1丁目4-11(トンテント奥) 営業日は週3日ほど。営業日、時間はInstagramを参照 Pなし
▶灯点人Ⅱ(トンテント)
電話番号:080-5209-8665
営業時間:20:00~2:00
店休日:火曜日
早岐の夜にあたたかさを灯す、人情あふれるスナック
早岐エリアには古くから営業しているスナックがたくさん。色とりどりの味わい深い灯りのなかから、ちょっと勇気を出して『スナック かど』へ立ち寄ってみました。
店内に一歩足を踏み入れると、濃い“昭和”をそのまま閉じ込めたような佇まい。カウンターの向こうで静かに微笑むのは、きよみママ。実は、ゴリさんのお母さんなんです。
「コーヒー一杯でもいいから、気軽に飲みに来てほしいんです」。そう話すママの言葉どおり、ふっと肩の力を抜いて過ごせるのは、お店のスタッフさんやお客さんの優しさを感じられるから。昔から通う常連さんに交じって、最近は若い人の姿もいて、仕事や人間関係といった人生の悲喜こもごもを、気づけばママに相談している——そんな光景も珍しくありません。「私、お世辞が言えないの」と微笑むきよみママですが、ゴリさん曰く、そんな真っすぐ向き合ってくれる姿勢にファンになる人も多いとのこと。
お酒と、心と体にじんわり沁みこむ家庭料理のおつまみをいただきながら、会話を楽しむひととき。女性同士や夫婦、親子で訪れる人もいて、それぞれがナチュラルな距離感で「かど」の夜を過ごしています。すっかり心がほどけ、夜が更けるのもあっという間。観光地とは違う、“暮らしの延長にある大人の時間”。扉の向こうには、早岐らしいぬくもりが待っていますよ。
▶スナックかど
住所:長崎県佐世保市早岐1丁目3-2
電話番号:0956-38-6864
営業時間:20:00~2:00
年中無休(日曜がお休みの場合もあります。お休みの場合はInstagramでお知らせ)
料金など:セット料金1,900円~/ボトル3,800円~
飲み放題1時間2,000円、2時間3,000円(壱岐・黒霧島・しろからチョイス)
カラオケ一曲200円
Pなし
待ち時間にふらっと立ち寄れる、センス抜群なカフェ♪
「お店の予約まで少し時間がある」「ちょっと休憩したいな」。そんなときにおすすめなのが、早岐駅西口から歩いて徒歩5分の場所にある『イワモトコーヒー』。「イワモトブレンド」(550円)はサイフォンで淹れる風味豊かで飲みやすい一杯。目で見ても癒されるのがいいですね♪ 「練乳いちごミルク」(650円)といったあまいドリンクも。また、驚異のなめらかさを誇る「チョコレートテリーヌ」(550円)など、単品でも大満足な本格スイーツも魅力のひとつ。夜9時までオープンしているのもうれしいですね。
▶イワモトコーヒー
住所:佐世保市早岐1丁目13-11
電話番号:0956-55-4919
営業時間:11:00~21:00
店休日:金曜日
Pあり
Column
電車? タクシー? 帰りの交通手段をチェック
美味しいお酒を存分に楽しむなら、帰りの交通手段はバッチリ確保しておきたいところ。電車なら、最終電車は早岐駅→佐世保駅方面で0:00発でゆったりできるのに対して、ハウステンボス方面は22:09発と少しタイトですが、ご安心を! 万が一終電を逃しても、ハウステンボス駅までは車で10分の距離なのでタクシーも断然おすすめです。週末は混み合う可能性があるので、早めに電話予約をしておきましょう。